壁を乗り越える(下)
学びの場の価値を高めるプラットフォームを提供する、
FLENS(フレンズ)株式会社の社長・大生 隆洋のコラムです。
ICTを活用し、教育の新たな価値を生み出すことに挑む、その想いを語っていきます。
今を基準に未来を考えない、未来を基準に今を考える。
言葉として分かるが、仕事や実生活でこれを実践しようとすると、かなり難しいというか、周囲の人から変人扱いされるし、利害関係者からは迷惑がられる。
未来を基準に考えるということは、現在の能力やリソースを「無視」して純粋にやりたいこと、あるべき姿を考えることから始めることである。そして、それを目標として掲げ、それを実現するための方法を思考し、試行錯誤し、今やるべきことを明確にしていく。そのプロセスを傍から見ていると、無謀というか、自分を分かっていない人とか何も考えていない人に見えるかもしれない。家族や同僚、上司の中にそのような人がいたらみんな不安になったり、混乱したりするかもしれない。
反対に、今を基準に考えるということは、現在の自分の能力やリソースでできることから考えるので、現実的で周囲には分かりやすいし、納得しやすいし、見ていて安心もする。
私は、学習塾で多くのこども達の成長を見る中で、「未来を基準に今を考える」ことの大切さを学び、それが壁を乗り越える原動力であることを知った。それがいつしか自分の生き方にもなっている。
可能を積み上げてもイノベーションは起きない、不可能から始めることにより初めてイノベーションが生まれ、その道も開けてくると確信している。
私の座右の銘は「志有れば、道、自ら開く」である。道から志を探すのではなく、志から道を探す。そういう生き方でありたい。
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