公立学校でのトライアル

公立学校でのトライアル

学びの場の価値を高めるプラットフォームを提供する、
FLENS(フレンズ)株式会社の社長・大生 隆洋のコラムです。
ICTを活用し、教育の新たな価値を生み出すことに挑む、その想いを語っていきます。

 

先日、我々のFLENSサービスを岡山市の吉備小学校でトライアル導入させて頂いた。

学習塾での運用実績はあるとは言え、公立の学校での導入は初めてで、どのような反応になるのか、自信もありつつも不安であった。

導入して頂いた学校は、1学年5クラス、約1000名の大規模小学校の6年生。1クラス分のタブレットPC約40台を使用し、月曜~金曜までの5日を1日1クラスずつローテーションする形での運用を行った。活用して頂いたのは、朝学習の20分にネットワーク利用してのリアルタイムでの競い合いによる算数ドリル学習、休み時間や放課後・昼休みを利用して、朝学習で間違えた問題のやり直しや、つまづいている単元の復習、得意な児童は先に進むなどの個別学習で活用して頂いた。


運用は初回こそ、ログインの指示で少しバタついたが、それ以降はすっかり慣れて、スムーズに使っていたのが印象的であった。

3・2.・1・スタートとすべてのタブレットが同期してスタートすると、児童が一斉に問題を解き始める。学習塾で見慣れた光景であったが、担任の先生、校長先生などは「凄い、凄い、こどもたちがここまで集中しているのは凄い」としきりにつぶやかれていた。3分間の対戦が終わると、解きなおしたり、友達と教え合ったり、教室の熱気が上がる。

児童へのアンケートでは、97%がやる気が上がると回答し、94%がチーム順位が出ることについいて、「燃える」「目標になる」「励みになる」と回答した。「いやだ」と回答した児童はいなかった。学習塾で評価されているメソッドが、学校現場でも効果がある強い手ごたえを感じた。

5クラスの担任の先生5名に聞いたアンケートでも、全員の先生が「児童のやる気が上がった」と回答し、5名全員が「通常ではやる気の上がりにくい児童のやる気が上がった」と回答して頂いた。楽しく競うというコンセプトについては、全員が評価をして頂き、今後の運用次第では十分に効果・運用できる自信になった。

今回、朝学習の時間を使っての導入だったが、先生に聞いてみると、「正直、こういってはいけないかもしれないが、楽です。それも楽に児童が集中してドリル学習に取り組んでもらえるので、朝学習の20分の時間に、保護者との連絡帳に目を通したり、事務作業ができたりなど、大変ありがたいです。」と言われた。すごく忙しい学校の先生からの評価は大変ありがたい。

学力格差ややる気の格差が広がりつつあり、多忙を極める学校現場での今後の可能性を感じた体験であった。

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この記事の投稿者
FLENS株式会社 代表取締役社長 大生 隆洋
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『志有れば、道、自ら開く』『人生に主体性を!』をテーマに教育業界で活動する。 中学時代は新聞配達をしながら進学塾に通い、15歳で親元を離れ九州から上京する。大手学習塾で18年間勤務。リアルタイム対戦型学習サービス「FLENS」を開発し、2012年9月にスピンオフして、FLENS株式会社を設立。現在は同社代表取締役社長。グロービスMBA。

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